更新日:2019.01.11両生類3種が入園しています ~トウキョウダルマガエル その①~
更新日:2019.01.11
両生類3種が入園しています ~トウキョウダルマガエル その①~
少し遅いですが、皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
両生類3種シリーズ第2弾、トウキョウダルマガエルのご紹介をしたいと思います。トウキョウダルマガエルは関東地方,仙台平野,信濃川流域にかけて自然分布しているカエルです。(トノサマガエルによく似ていますが、本来横浜市内にはトノサマガエルは自然分布していません。)
水田や池などに住んでいますが、農薬や生息地の自然破壊などが原因で生息数が減っています。神奈川県のレッドデータでも絶滅危惧Ⅱ類に分類されており、横浜の動物園でも保護に貢献していこうとしている動物種のひとつです。そこで、昨年、身近ないきもの館に導入しようとなったわけです。
生息地である市内の水田に出かけてみました。さっそく水を張ったばかりの水田に1頭のトウキョウダルマガエルを見つけました。
別の水田のあぜ道には、まだ若い小さな個体もいました。こちらの生息地ではある程度個体数を見ることが出来ました。
抱接をしているペアも見つけました。後日、オタマジャクシを採集していくことにしました。
続きは次回に。
(飼育展示係 桐生)